ほうれい線が目立つ人の特徴と対策について～①骨格編～

著者：
西日本初、関東唯一ほうれい線・シワ治療専門クリニック　
大阪Houreisen美容皮膚科/東京Houreisenスキンクリニック
医療法人新月会代表　笹川新也　ドクター紹介はこちら　

あなたの気になるほうれい線はどのようにしてできたのか？

老若男女100人いれば100通りのお顔があります。

お肌の色も、目鼻立ちの輪郭も、そしてシワ・たるみも様々。

そんな中、年齢が目立ちやすいのが「ほうれい線」

あれ？こんなシワ今まであったかな？と気づかれる方もいらっしゃるのでは。

ほうれい線は一度気になれば、そのあとも気になり続けます。

実は、そんなほうれい線が目立つ人の特徴には様々なケースがあります。

骨格、脂肪、筋肉、皮膚といった理由がありますが、ここではその一つ一つを解説していきます。

そして、それぞれに対する対策方法も解説致します。

骨格が原因でほうれい線が目立つ場合

ほうれい線の原因の一つは骨格です。

顔の土台となる頭蓋骨には、15種22個の骨から構成されています。

ほうれい線の場合、特に頬骨・上顎骨・下顎骨などのバランスによってほうれい線が目立ちやすい、目立ちにくいなどがあらかじめ決まっております。　

つまり、生まれつきの骨格がほうれい線に影響を及ぼしていると言っても過言ではありません。

10代ないしは20代で既にほうれい線が目立っていたという人は骨格が特徴的である場合が多いです。

具体的にはどのような骨格が挙げられるのでしょうか？

上顎骨が前方に突出している

口元が前に突出している方、所謂口ゴボと呼ばれる方、出っ歯の方はほうれい線が目立ちやすくなります。

ほうれい線部分に傾斜がつき、溝が強調されやすいためです。

このような骨格をされている場合、同時にほうれい線上の「シワ」が目立ちやすくなります。

頬骨が前方に突出している

所謂「丸顔」の方が該当します。

頬骨が高いと、ほうれい線部位と、頬骨部位で高低差が生じるため、ほうれい線が目立ちやすくなります。その代わりにゴルゴラインは目立ちにくくなります。

小鼻横が凹んでいる

小鼻横（鼻翼基部）の骨が窪んでいる方は頬部分との高低差が目立つため、鼻横の窪みが目立ちます。

骨格タイプの方は小鼻横から上半分のほうれい線が目立つ方が多いです。

加齢・生活習慣とともに頭蓋骨が痩せてくる

骨格タイプのほうれい線に対するオススメの治療法

骨格タイプのほうれい線は、両親からの遺伝要素もあり、生まれつきのものですから、骨格を変えること自体は難しいです。

ただし、ほうれい線でお悩みで、診察してみると、原因が骨格素因がメインの方は多くいらっしゃいます。

特に、「10代20代の若い方」、「鼻翼基部が気になる」方に多い印象です。

骨格タイプの方のお悩みとしては、「学生の頃からほうれい線が気になってしょうがない。」「周りのほうれい線が目立っていない人達と一緒に写真を撮るのが嫌。」「鼻横の窪みが気になる。地下鉄や洗面所の鏡とか見るとぞっとします。」という声を聞きます。

さて、そんな悩ましい骨格タイプのほうれい線を改善させる方法をいくつかご紹介致します。

ヒアルロン酸注射

施術名：ヒアルロン酸注射
施術の説明：ヒアルロン酸製剤を気になる部位に注入し、凹凸感、シワ、たるみ改善ハリ・肌質を向上させる方法です。注射で注入するだけという、安全性と手軽さを兼ね備えた施術です。
施術の副作用（リスク）：疼痛・腫れ・内出血・違和感・左右差・血管閉塞・アレルギー・感染・硬結を生じる可能性があります。
施術の価格：66,000円～77,000円

ヒアルロン酸注射は、ゼリー状の製剤で、窪んでいる部分に注入することで、組織を膨らませる治療です。

メリットとして、即効性があるので、すぐにわかりやすい変化を感じたい方にお勧めです。

当院採用の高品質なヒアルロン酸製剤（厚生労働省認可済）で持続力は約1-2年ありますが、徐々に吸収されて効果が落ちてきます。

繰り返す施術を受けられるとより効果が長持ちするようになります。

ダウンタイムが短く、いつでも追加ができたり、仕上がりが気に入らない場合は溶解注射が可能です。

極稀にアレルギーや血流障害を来す可能性があるので、実績および経験豊富な医院・医師に治療してもらう必要があります。

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ほうれい線グロースファクター注射

施術名：ほうれい線グロースファクター注射
施術の説明：注射でほうれい線部位の皮膚のコラーゲン・エラスチンを増やし、シワを改善させる治療です。
施術の副作用（リスク）：⁡腫れ、内出血、違和感、左右差、過形成、凹凸、しこりなど⁡
施術の価格：180,000円

グロースファクターは、もともと皮膚にあるたんぱく質の一種で、加齢や生活習慣とともに分泌量が減ります。

注射をすることで、皮膚の細胞を活性化させます。

特に皮膚の土台となる真皮層の構成成分であるコラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸を増やす作用があります。

コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸は皮膚のハリ・ツヤを保つのに欠かさず、これらが減ることがほうれい線の悪化につながります。

結果として、ほうれい線部位にグロースファクターを注射することでほうれい線の解消につながります。

メリットとしては、1回の治療で長期間持続力が期待できること（個人差あれど、少なくとも3年以上～）と、皮膚老化が促進されると、シワ・たるみが悪化し、余計ほうれい線が目立ちますが、それに対する予防効果も期待できます。

つまり、ヒアルロン酸注射より長期間効果が期待でき、お肌の土台となるので、その分メンテナンスコストも抑えられます。

また、ヒアルロン酸と異なり、私は2000件程度症例がありますが、今までアレルギーを起こした人を見たことがありません。

失明、皮膚障害などの重篤なリスクの心配がないので、安全性が高いと言えます。

自然な仕上がりを求める方にお勧めです。

デメリットは、効果が出るまで時間かかること（早い方で1か月、時間がかかる方で6か月）と、元々のほうれい線の状態によって個人差があり、効果が物足りない・乏しい可能性があります。

ただし、ヒアルロン酸と比べて、適切に行おうと思うと、適切なノウハウ・テクニックが必要な治療です。

例えば、医院によってグロースファクター製剤の配合・濃度・量・施術方法が全く異なるので、目的も結果も大きく異なります。

特に、注入治療で怒り得る膨らみすぎ（過形成）、凹凸、しこりが出た時に、溶解注射が無いため、しっかり安全性を配慮して、適切にグロースファクター治療を行っている医院で治療を受けていただく必要があります。

当院では、施術を受けられる方のほうれい線の状態に応じて、オーダーメイド方式で治療を行っております。

薬剤の配合、濃度、量、施術方法が独自で、安全性と自然な仕上がりを両立させるよう、こだわりぬいて治療を行っております。

結果、当院ではしこり、膨らみすぎ、不自然な仕上がりになったと仰られた方はこれまで2,000件ほど行って、一切ありません。

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