
著者:
西日本初、関東唯一ほうれい線・シワ治療専門クリニック
大阪Houreisen美容皮膚科/東京Houreisenスキンクリニック
医療法人新月会代表 笹川新也 ドクター紹介はこちら
ご自宅でお風呂上がりに洗顔をしている時、あるいは通勤中に地下鉄の鏡をのぞいた瞬間に「えっ、こんなにほうれい線深かったっけ?!」と驚いたことはありませんか?
現代社会は忙しく、あまり自分の鏡を見る余裕もなかったかもしれません。
一方でストレスも多く、生活習慣も乱れてしまがち。
20代の時はそれほど気にならない美容の悩みも、30,40,50,60代…と、年齢を重ねるとともに、ほうれい線をはじめとする「老け顔」気になりやすくなります。
ここには皮膚の老化が関係しているのですが、そんなときにセルフケアでなんとかできないものでしょうか。
当然保湿・日焼け対策のスキンケアは重要ですが、ほうれい線マッサージと言う方法もあります。
ほうれい線マッサージには以下の効果があるとされています。
- 顔の詰まったリンパを流してむくみ・頬のボリューム感を解消
- 血行を促進することで、肌のハリや弾力がアップ
- 表情筋を刺激して、頬のリフトアップ効果
とはいえ、マッサージの効果は一時的なので、維持するためには毎日心がける必要があります。
この記事では、ほうれい線が気になる人向けに、そもそもほうれい線の原因と、ほうれい線を目立たなくさせる有効なマッサージの方法と、マッサージをする際の注意点まで、徹底解説致します。
ほうれい線が進行する原因について
そもそもその「老け顔」を作り出す、ほうれい線はどのようにしてできるのでしょうか?
ひとくくりに加齢と言っても様々な要因がありますが、ここではその中でも大きな原因として挙げられる3つを説明していきましょう。
加齢
年齢を重ねるとできてしまうと、なぜほうれい線が深くなるのでしょうか。
これは、加齢とともに、皮膚真皮層に含まれるコラーゲンとエラスチン、ヒアルロン酸が減少し、皮膚の土台部分がすかすかになってしまい、お肌に弾力がなくなってしまって、ぱんっと張っていた肌が下垂しやすくなります。
これが「たるみ」です。
たるんだ皮膚が口元周辺に溜まり、ほうれい線部位の皮膚被さることで、目の下から口角にかけての部分に深いシワが刻まれほうれい線が目立つようになります。
頭蓋骨痩せ
年齢とともに、骨密度が低下します。
すると、ほうれい線部位のお肉の土台となる骨が弱くなってしまいます。
骨が痩せると、ほうれい線部位の溝が目立つようになります。
この現象は特に冬に見られやすくなります。
骨形成に必要なビタミンD合成力が日照時間の減少とともに低下するためです。
乾燥・紫外線による酸化ストレス
肌が乾燥すると、皮膚にシワ目立ちやすくなるのは周知の事実ですが、より怖いのは紫外線です。
紫外線は肌の老化の原因の8割を占めていると言われますが、紫外線は上記でふれた、肌の土台となるコラーゲンやエラスチンを直接破壊する力があります。
また紫外線を浴びることで活性酸素(体の錆び)が発生し皮膚の細胞を傷つけてさらにコラーゲンの分解を勧めてしまうのです。
そして紫外線の怖いところは、ダメージがゆっくり進行するため気付きにくいという点です。
日焼け対策、乾燥対策をせずに日々過ごしているとほうれい線が進行しやすくなります。
表情筋の衰え・発達
年齢に伴って、全身の筋肉はだんだんと減っていきますが、それは表情筋も同じことで、使わなければ衰えていきます。
大人になればなるほど、子供のころのように表情を使う機会が減り、感情も強く表に出さないことが増えます。
すると筋肉が衰え、筋肉の柔軟性も低下します。
また肌の弾力の低下も表情筋を動かしにくくなることが悪循環になり、更に顔のたるみを加速させてしまいます。
…と言われておりますが、逆に表情筋が発達しすぎていると、笑った時のシワが目立ちます。
この際皮膚の弾力が低下していると、無表情時のシワも目立ちやすくなりますので、普段からよく笑ったり、人と話すことが多い方は十分に筋肉を使っていらっしゃるので、「表情筋トレーニング」はしないようにした方が良いです。
その他、ほうれい線の原因について骨格・筋肉・脂肪・皮膚の要素から分けた記事もご参照下さい。
ほうれい線予防マッサージ・ケア方法
では、気になるほうれい線に対して、どのようにマッサージをすることが有用でしょうか。
様々な方法がありますが、いくつかのテクニックを一例としてご紹介致します。
1.筋肉のコリをほぐして柔軟に。ストレッチで血流up
①人差し指と中指を使い、小鼻の横を軽く押さえる。
②小さな円を描くようにやさしく頬をマッサージする(30秒間)
③小鼻から鎖骨の下に向かって指を滑らせるように3回繰り返す。
※強く押しすぎないのがポイント。少し押し当てる程度で実施しましょう。皮膚を摩擦しないよう、お肌にオイルや保湿クリームを塗ってから、清潔な手で行ってください。
2.リンパを流してむくみ解消
①ベビーオイルやフェイスクリームをしっかり顔にぬる。
②両手の日人差し指と中指を使い、小鼻の横からこめかみに向かってリンパを流す。
③耳の前から首筋を通って鎖骨に流す。
リンパ液が集まるリンパ節は首の側面や耳の後ろにあります。
そこに向かって流していくようにマッサージしていきましょう。
※強く押しすぎないようにしてください。皮膚を摩擦しないよう、お肌にオイルや保湿クリームを塗ってから、清潔な手で行ってください。
乾燥や紫外線から肌を守るお助けグッズについて
マッサージも良いですが、ほうれい線の原因となる「紫外線」を防ぐためには日焼け止めが必須です。
お勧めの日焼け止めについては下記で紹介しておりますのでそちらもご参照下さい。
日焼け止めは朝塗ればよいというものではなく、こまめに塗りなおすことが最大限に効果を引き出すため、日々の生活の中で心掛けていきましょう。
紫外線はしわ、老化の大敵!対策方法も紹介します
また乾燥を防ぐためにはお肌の水分補給である、基礎化粧品が大切になってきます。
毎日塗るものなので、しっかりした成分で効果のあるものを選びたいですよね。
当院ではほうれい線を改善するにはどうすれば良いか、日々こだわっており、研究を重ねております。
そんな中、日頃のスキンケアに効果的な化粧品を考案し、作り上げたクリームがあります。
ほうれい線治療に長年携わってきたからこそ、シワ改善に効果的な成分を配合しております。
基礎化粧品でどれを使ったらいいかわからない・・
どれを使っても一緒・・
と悩んでいるという方は、是非下記の記事もご一読下さい。
ほうれい線・シワ専用のHCクリームを美容皮膚科医が開発しました
ほうれい線マッサージの注意点
毎日のケアは重要ですが、注意が必要なこともあります。
皮膚のマッサージは15分で十分!美容に良い皮膚のマッサージ方法
上記の記事でもふれたように、過度の摩擦や圧迫、リンパの流れを無視したマッサージは、かえって肌トラブルを招きます。
例えば、マッサージの際の皮膚摩擦の影響で、お肌に炎症が生じ、シミ・くすみ・肝斑の悪化を引き起こすことがあります。
そのため、皮膚に負担をかけないよう、マッサージの際はオイルやクリームを塗ったりして滑りが良い状態で行ってください。
更に、汚い手でマッサージを行うと不潔なので、衛生的にも清潔な手で行う必要があります。
また、ほうれい線マッサージは時間や労力がかかってしまうこと、効果には限界があるのが実情です。
ほうれい線マッサージ、スキンケアで改善しない場合
以上のように正しい方法でのマッサージや表情筋トレーニング、乾燥・紫外線ケアはほうれい線の改善や予防には効果的です。
しかし、深く入ってしまったものや、刻まれてしまったほうれい線には根本的な解決にはつながらないのが現状です。
進行してしまったほうれい線に対しては、マッサージや表情筋トレーニング、スキンケアだけでは限界があり、十分には改善されません。
根本的で目に見えた改善をしたい場合は、美容医療の手助けも必要になります。
美容クリニックでの施術や商品を併用するとよいでしょう。
当院は院名にHoureisenとあるように、ほうれい線治療に特化したクリニックです。
美容外科ではなく、美容皮膚科なので、なるべく低侵襲で、最大限の効果を引き出すように日々こだわって診療をしております。
例えば当院では以下の治療が人気です。
①グロースファクター
②ヒアルロン酸
③糸リフト
特に当院ではグロースファクターの症例数が豊富です。
またほうれい線治療といえば定番のヒアルロン酸注射の症例数も多くあります。
2つの違いとしては、持続力優先だとグロースファクター、即効性優先だとヒアルロン酸といった具合です。
お客様のお悩みに合わせて、一番適した治療をご提供させて頂きます。
まずはご相談のみで構いません。
毎日ほうれい線のお悩みを持つお客様を見て、治療を続けている経験豊富な医師とナースが十分時間をかけてカウンセリングさせていただきます。
当院は押し売りや無理なアップセルはありません。
すべての疑問が解消され、ご納得して頂いた後に施術させて頂きますのでご安心ください。
皆様のご来院スタッフ一同心よりお待ちしております。