著者:
西日本初ほうれい線治療専門クリニック
大阪Houreisen美容皮膚科院長
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本記事では、ほうれい線のところにできるえくぼについて解説します。
えくぼとは、笑った時や口元に力を入れた時にできるくぼみのことです。
えくぼはチャームポイントで、頬にえくぼがある女性はかわいいという印象を持たれている方もいらっしゃるかもしれません。
ただ、笑顔になるとほうれい線付近にえくぼができてしまい、ほうれい線が深く見えてしまい、気になっている方もいらっしゃるかと思います。
えくぼができる原因
えくぼができる人とできない人がいます。
左右差もあったります。
えくぼができる原因は、筋肉と皮膚との付着です。
えくぼができる人は、筋肉の付着が皮膚の浅いところにあることが多いです。
笑う・口角を挙げる等で表情を作る際に、表情筋に皮膚が引き込まれてえくぼが生じます。
また、昔はえくぼがなかったけど、最近できてきたという方もいます。
その場合は、皮膚のコラーゲンが損なわれ、皮膚の弾力が低下したことで筋肉に引き込まれやすくなったことが一つの原因として考えられます。
えくぼの解消法
えくぼは、美容クリニックで注射を受けることで解消が可能です。
グロースファクター
当院で行っている注射であるグロースファクターでコラーゲンを増やし、シワを薄くすることが一つの解決法です。
注射後に皮膚のコラーゲンが増え、弾力性が改善します。
皮膚にハリが出ることで、笑っても筋肉に引き込まれにくくなり、えくぼが改善します。
また、加齢によりえくぼが目立ってしまった方は、皮膚を若返らせてえくぼが目立っていなかった頃へ肌の状態を戻す効果があります。
当院のグロースファクターは1回の治療で平均して数年以上の長期持続をする方がほとんどです。
もちろん10年単位でみれば、加齢や紫外線の影響などで多少の老化の進行はありますが、10年後でも何もしない場合と比較しても治療効果は明らかです。
ボトックス
先ほど、えくぼができる原因で筋肉が関与していると述べました。
ボトックスは筋肉に働き、収縮力を弱める効果があります。
ほうれい線付近にえくぼができる場合、原因筋肉として多いのが「笑筋」という筋肉です。
名前の通り笑った時に動く筋肉でもあります。
この筋肉にボトックスを注入するとえくぼを発生させにくくなります。
その代わり、笑いにくくなる、笑顔が不自然になるというリスクが伴います。
他にも「上唇鼻翼挙筋」という鼻の横に位置している筋肉も関与しています。こちらは笑った時に歯茎が見えてしまう、所謂ガミースマイルの原因筋肉でもあります。
「ガミースマイルのボトックスを打ったらなぜかほうれい線が改善した」「えくぼが改善した」という声もちらほら聞きます。
弱点としては注射後3,4ヶ月程度で効果が切れてくるので、定期的に注射を受ける必要がるということです。
ヒアルロン酸
ヒアルロン酸はもともと私たちの体内に存在している成分です。
ヒアルロン酸製剤を皮膚の下の部分に注入すると皮下組織のボリュームを増やすことができます。
えくぼの原因は皮膚と筋肉の癒着ですが、その間にヒアルロン酸を埋めて皮膚と筋肉を癒着しにくくするとえくぼを改善させることができます。
即効性があり、1日で効果が分かりやすいので喜ばれることが多い治療です。
製剤にもよりますが数か月~2年くらいで効果がなくなります。
まとめ
笑ったときに目立つほうれい線上のくぼみ(えくぼ)は気になる人が多いです。
注射で簡単に改善することができるので、もしほうれい線のえくぼでお悩みがあるのであれば、当院まで気軽にご相談下さい。
オンラインで当院へ相談をすることも可能です。
相談料は無料です。
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