著者
西日本初ほうれい線治療専門クリニック
大阪Houreisen美容皮膚科
院長
笹川新也 ドクター紹介はこちら
皮膚をマッサージすると美容に良いと聞いたことがあるかと思います。
しかし、やり方を間違えると逆効果となる場合があります。
ここでは、皮膚のマッサージの効果と注意点を解説します。
皮膚のマッサージによる美容効果
皮膚のマッサージにはどのような効果があるのでしょうか?
皮膚の血行・リンパの促進
皮膚をマッサージすると、刺激で血流とリンパ循環が活性化されます。
皮膚には脂腺や汗腺がありますが、血流が良くなるとそれらの機能が良くなります。
脂腺が活性化することで、皮脂分泌が促進されると、皮膚に潤いが出ます。
頭皮マッサージが代表的ですが、毛髪にも有効で、頭皮をほどよくマッサージすることで毛髪の栄養の源である血行が良くなり、発育が促されます。
皮膚の温度が上がる
皮膚の温度が上がると、血行が良くなり、代謝が上がります。
血行が良くなると、やはり皮脂分泌が促進され、皮膚に潤いが出ます。
マッサージをする際の注意点
美容効果がある皮膚のマッサージですが、やり方を間違えると、シミ・色素沈着・肝斑が出現したり悪化したりします。
また、たるみの原因となることもあります。
皮膚を擦りすぎないこと
皮膚に摩擦刺激を加えることは皮膚にとって非常に負担になります。
摩擦刺激は皮膚にとって炎症になり、メラニンが活性化します。
結果、肝斑が出現したり、皮膚が黒ずんでいく(色素沈着)原因になります。
マッサージをする際は手の滑りが良くなるよう、オイルを含むクリームを塗ってから行うようにしましょう。
肌の負荷を考えると、頭部のマッサージは15分程で十分です。
マッサージをする方向
実は、皮膚のコラーゲン繊維には走行があり、その走行に沿ってマッサージをするのが良いです。
走行と直角の方向でマッサージをすると、コラーゲン、エラスチンの配列が乱れてしまい、たるみの原因となることがあります。
繊維の走行を考えると、以下の方向でマッサージをすると良いとされています。
まとめ
皮膚のマッサージは美容にとって有効ですが、やり方を間違えると逆効果となる場合もあります。
効果があると言っても限界があり、時間も労力もかかるため、効果的に悩みを改善したい場合は美容クリニックを受診されるのが良いかと思います。
当院はほうれい線治療専門クリニックですので、ほうれい線についてお困りであれば是非当院までご相談下さい。
ご来院せずとも、メールにてオンラインカウンセリングも行っております。
ご相談料金は無料ですので、お気軽にお問い合わせください。
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