
著者:
西日本初、関東唯一ほうれい線・シワ治療専門クリニック
大阪Houreisen美容皮膚科/東京Houreisenスキンクリニック
医療法人新月会 医師 齋藤秀明 ドクター紹介はこちら
春が訪れると共に、鼻がむずむずする、鼻が詰まる、鼻水が出る、目が痒い、くしゃみが止まらない…等、花粉症の症状にお困りの方は多いのではないでしょうか?
はっきりとしたデータはないようですが、今や日本人の2人に1人は花粉症の発症しているのではといわれています。
花粉症はスギなどの植物の花粉が原因で起こるアレルギー疾患で、日本では約60種類の原因となる植物が存在しています。
特に「スギ花粉」は日本特有の花粉症で、約70%の方がスギ花粉が原因であるといわれています。
スギ花粉の飛散は地域に差はありますが、主に2月あたりから飛び始め3月にピークを迎え5月くらいまで飛散します。
花粉症が重症になると、鼻の症状では鼻づまりで呼吸がしづらくなり、集中力の低下、睡眠の質の低下など、生活に大きく影響してしまう恐れがあります。
花粉症の治療では、主に「内服治療」「アレルゲン免疫治療」「手術(レーザー)治療」などございますが、
ここではボトックスという薬剤を用いて簡単に即自的な効果を得ることの出来る「花粉症ボトックス治療」について解説いたします。
花粉症ボトックスとは?
ボトックスとは
ボトックスとは、A型ボツリヌス毒素が作り出すたんぱく質です。
ボトックスを応用した注射の代表的な効果としては、シワ改善・多汗症改善・痩身効果です。
実はこのボトックスを使用して、花粉症治療として活用することができます。
しかも注射をすることなく、施術を行うことができます。
花粉症ボトックスの作用機序
花粉によって産生されたヒスタミンの刺激が中枢に伝わった結果、アセチルコリンが鼻腺に作用して鼻水が出ます。
ボトックスには神経伝達をブロックし、アセチルコリンの放出を抑制する働きがあります。
鼻粘膜の神経に作用させ、鼻水などの分泌を止めます。
治療は鼻から行いますが、目の充血や違和感、喉の症状などでお悩みの方にも効果があります。
さらに内服薬や点眼薬など、他の治療方法と併用できるのも利点となっております。
花粉症ボトックスの施術方法について
当院では、ガーゼパッキング法を用いて、施術を行っております。
粘膜に針を刺す、注射を用いた施術ではございませんので、痛みはございません。
ガーゼパッキング法について
高濃度のボトックスを浸したガーゼを鼻の穴の中に詰めて、仰向けの状態で15分~20分程度お時間を置きます。
鼻腔内滴下法と呼ばれる、鼻の中にボトックスを垂らすだけの方法よりもしっかりと鼻腔内の粘膜に浸透しますので、効果が高く、持続期間も長い傾向にあると言われております。
さらに当院では、施術中は個室のベッドでお好きな音楽を聴きながらお休みいただけるなど、リラックスできる空間となっております。
花粉症ボトックスの持続期間
効果の持続期間には個人差がございますが、おおよそ2週間~1.5カ月で効果が落ちていきます。
効果が落ちてきたら、再度治療を行うことができ、ワンシーズンで2~3回の治療が目安となっております。
また、早い方では施術当日中(数時間後)に効果があらわれる方もいらっしゃいます。
花粉飛散前から処置を行う必要はございませんので、治療のタイミングも合わせやすいです。
花粉症ボトックスを受けられない方
- 妊娠の可能性がある方
- 妊娠中・授乳中の方
- 過去にボトックス治療でアレルギーを起こしたことのある方
- 神経筋接合部疾患の方(重症筋無力症、Lambert-Eaton症候群、筋萎縮性側索硬化症など)
- 筋弛緩剤を内服中の人
ボトックスは胎児への影響が完全に否定しきれていないということから、妊娠中や授乳中の方は避ける必要があります。
また、ボトックスの作用部位に病気がある方は避けなければなりません。
花粉症ボトックスの料金
ボトックスは24単位高濃度で使用
次世代ボトックス(コアトックス)
18,000円(税込)
アラガン製ボトックス
20,000円(税込)