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ほうれい線と頬の脂肪との関係

著者
西日本初ほうれい線治療専門クリニック
大阪Houreisen美容皮膚科 
院長
笹川新也 ドクター紹介はこちら

 

ほうれい線の原因と顔のお肉とは関係があります。

このページでは特にほうれい線と関係ある脂肪についてご説明します。

頬の脂肪の形状は人それぞれで、そのボリュームの多さや、形状によっては、若いうちからほうれい線へ起因することも少なくありません。

ほうれい線と関係がある頬の脂肪

ほうれい線に関係する顔の脂肪群には代表的なものが3つあります。

加齢とともに、皮膚のコラーゲンが低下すると、脂肪が垂れ下がり、ほうれい線上にのしかかってくるため、ほうれい線が深く原因となります。

当然元々脂肪の量が多いと、それがほうれい線に与える影響は大きいです。

メーラーファット(Malarfat)

ほうれい線の上部に位置する脂肪です。

この脂肪が多いと、ほうれい線上に頬の厚みが生じ、段差となって、ほうれい線が深く見えます。

バッカルファット(Buccalfat

こめかみからお口にかけて広い範囲に位置する脂肪です。

加齢とともに下垂してきやすい脂肪です。

このボリュームや形状、位置によってお顔の印象が大きく左右されます。

大きな脂肪なので、たるんでしまうとお顔全体のたるみ、もたつきの原因になります。

ジョールファット(Jowlfat)

口角の横に位置する脂肪です。

ほうれい線の原因にもなりますが、マリオネットラインの原因にもなります。

頬の脂肪の改善方法

頬の脂肪を減らすためには方法がいくつかあります。

ダイエット

ダイエットで体重を減らすことで顔の脂肪もすっきりします。

ただしファスティングなど、急激な脂肪減少はたるみになることがあります。

脂肪溶解注射

BNLS,カベリン,山参といった脂肪溶解作用のある製剤を、気になる部分の脂肪に注入し、脂肪減らします。

お手軽にできるのがメリットですが、デメリットとしては回数がかかることと、効果に個人差があることです。

当院では効果が出やすく、ダウンタイムも少ないカベリン注射を採用しております。

気になる脂肪も脂肪溶解注射で効果的に撃退

脂肪吸引

手術で頬の脂肪を取ります。

方法としては、皮膚を切開し、切開部にカニューレを挿入します。

カニューレに「孔」が空いており、脂肪を孔にひっかけつつ、陰圧(掃除機のような吸う力)をかけながら脂肪を吸引します。

注意点としては、ダウンタイムがあることと、脂肪を取りすぎると、かえって老けて見える可能性があります。

特に中年以降で脂肪吸引をする際は注意です。

元々皮膚のコラーゲンが低下しており、皮膚が伸びている場合、

脂肪吸引で急激に脂肪が無くなると皮膚がフィットせず、余った皮膚でたるんでしまうことがあります。

バッカルファット除去術

バッカルファット除去も脂肪吸引の一種ですが、バッカルファットに関してはメーラーファッやジョールファットのように皮膚を切開し、カニューレで吸引することはできません。

これは、バッカルファットは頬の脂肪の中でもとても深い部分にある脂肪だからです。

口の中の一部をメスで切開し、口腔内からバッカルファットを探し、直接電気メスで切り取り、除去します。

バッカルファットも取りすぎると頬に凹みが生じ、頬がこけた印象になり、かえって老けた顔貌になるリスクと、唾液腺障害があります。

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